WM920HS
概要
WM920HSシリーズは、920MHz帯を利用した無線モジュールで、センサーネットワークを構築するのに最適です。
WM920HS-GWは、アクセスポイントで端末WM920HSモジュールを50台接続ができます。
また、WM920HS-GWは、イーサネットやもモバイル通信用モジュールによりクライドサーバーにデータを転送します。
WM920HSは、MTMコミュニケーションズが準備した端末アプリケーションの作成が容易な専用言語を搭載しております。
専用言語は、数十から100ステップくらいの記述で各種センサーからのデータ収集やセンターへのデータ転送が実現できます。
WM920HSシリーズは、日本国内の無線通信規格(技適:ARIB STD-T108)取得していますので、すぐにお客様の手続きなしで無線モジュールをご利用できます。
特徴
・920MHz帯域の無線モジュール・低消費電力
920MHz帯域の無線モジュールは、減衰が少なく回折性があるため障害物の影響を受け難いです。そのため、2.4GHz帯域の無線モジュールと比べて、長距離伝送が可能になります。920MHz帯域を使用することにより、低消費電力で無線モジュールを使用することが可能になります。
・無線規格取得済み・外付けマイコンが不要
当社の無線モジュールは内蔵マイコンへのプログラミングが可能なため、外付けマイコンを用意せずにセンサーネットワークを楽しむことが可能です。
・簡単プログラミングを実現
内蔵マイコンへのプログラミングは、当社独自のプログラム言語を使用しプログラムして頂きます。
当社独自のプログラム言語は、無線についての知識がない人でも簡単に無線通信が行えるような言語になっています。
・無線を利用したプログラミングが可能
子機モジュール(WM920HS)のプログラムを変更したい場合、親機モジュール(WM920HS-GWシリーズ)から無線を利用してプログラムの変更を行えます。
これにより、取り外しが難しい場所に設置された子機モジュール(WM920HS)や離れた場所に設置された子機モジュール(WM920HS)のプログラムの変更を容易に行えます。
・小型の無線モジュール
アンテナ内蔵の小型モジュールのため、機器の小型化が可能です。
・接続可能ノード数50個
1個の親機モジュール(WM920HSーGWシリーズ)に対して50個の子機モジュール(WM920HS)を接続することが可能です。
・中継機の設置が可能
中継機を加えることで、通信距離の延長が可能です。
・スター型のトポロジー
WM920HSシリーズの通信トポロジーはスター型になります。
利用シーン1 電力監視システム
家、ビル、工場などの消費電力の見える化を実現するためにWM920HSシリーズを使用し、電流センサーから取得したデータをサーバーに送るといった使い方ができます。
利用シーン2 照明コントロール
オフィスの照明制御にWM920HSシリーズを使用し、センサーと照明を組み合わせることで、暗い時は全ての電気を点灯、晴れているときには電気を消灯といった使い方ができます。さらに、人がいる、いないをセンシングすれば、省エネにもつながります。